近畿大学の泉ヶ丘移転後の車のアプローチは?
近大移転 来年末から着工
~緑道やデッキの往来自由/車出入りは団地側とジョイパーク側~
堺市は5月12日の三原台住民への地元説明会で、泉ヶ丘駅前地域のまちづくりについて説明し、近畿大学の泉ヶ丘への移転スケジュールや同大医学部および付属病院の配置計画などが明らかになった。
配置計画ゾーニングによると、泉ヶ丘プール跡の田園公園エリアに地上10階建ての病棟、5階建ての外来棟のほか5階建て学部棟、管理棟を建設し、東側の府営住宅跡地に7階建てと3階建ての学部棟、立体駐車場、グラウンド、体育館、球技施設などを整備する。
敷地内には緑道を3ルート残し、また泉ケ丘駅前のジョイパーク方面から三原台府営団地まで、大学敷地を東西に横断する2階レベルの渡り廊下様のデッキを設ける。このデッキは敷地内緑道と中央で立体交差し、デッキを降りて病棟などにも行ける。緑道、デッキは誰でも利用できる。
移転のスケジュールは、今年秋までに地元説明会を終えて、田園公園などの都市計画変更等の行政手続きに入る。19年秋までに行政手続きを終了し、その後近大へ土地を譲渡。同年末から近大が医学部・付属病院の建設工事に入る。開設は23年の見込み。(「泉北コミュニティ」2018年5月31日号)
この記事には、車のアプローチについてほぼ言及されていないが(これまではあった)、泉北1号線からの車のアクセス、とくにジョイパーク前の道路について、課題感しかない。
迂回路の使用が一般的になるだろうし(ビッグバン側に逃げると、時間帯によっては、泉北タカシマヤを挟む北側と南側の両方が大渋滞、ということになりかねない。=すべての人の福祉の低下)、後からバイパスを作るにせよ、何年かかるかわからない。
地方の活性化、交通まちづくりの世界で、「脱クルマ(依存)」の思想がメインストリーム化しつつある昨今なのだから、堺市の泉ケ丘駅前地域のまちづくり計画においても、そうすればいい。緑道を残し、デッキを作りゃ、済む話じゃない。
堺市のめざすまちづくりが、狭い範囲で完結するものでない以上、それは「交通まちづくり」である必然性があると思うんだけどな~。(*'ω'*)
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